ふつうの旅館の泊まりかた 水と踊りと暮らしのあるまち 岐阜・郡上八幡  旅館 中嶋屋
 

 このごろは旅館さんそれぞれに浴室に思考を凝らされているところが多いようです。やっぱり人気なのは昔ながらの大浴場。他のお客様を気にしなくてもいい貸し切り家族風呂、部屋付きのプライベート風呂や露天風呂。作法もそれぞれですのでわからないことがあればなんでも客室係などにおたずねになればけっこうです。
小さいながらもそれなりの設備や演出などに配慮していらっしゃいますが、すべてのお客様に満足いただけるかは難しいと考えます。
 弁護いたしますと、事業規模の小さな旅館の場合、日に日に転ずる流行の変化にすぐに追いつけない場合が多いこと。加えて昔ながらの木造建築は簡単に床面積を広げることもできず、ましてやおひとりおひとりの好みも多様化されている様子に、まっすぐなコンセプトを打ち立てて変化していく勇気や体力がないのも現実です。特にハンデキャップをもったお客様に対応する設備など、大変申し訳ないと思いながら確保できない場合があります。ご了承下さい。小さな旅館は“人”に支えられていますので、ご要望がございましたらなんでもおっしゃってみてください。できる限りのお手伝いはさせていただきます。

お風呂









お食事が終わって、お風呂やお散歩などをされている間に係がお部屋にお布団を敷きにあがります。お出かけにならない場合でも、都合のよい時間帯に、お客様の了解をえてお邪魔させていただきます。お時間外に休まれるときや連泊でお昼寝される場合も申し付けて下さい。お部屋の中に押し入れがあるかもしれませんが、ご自分でなさることはありません。ベッドのお部屋の場合はお邪魔することはありませんが、ベッドメイクもすべて旅館側が準備するのが基本になっています。
 
 近年、外国からのお客様が多い観光地などでは”プライバシー”を重視したため客室係はおらず、最初からお部屋にシーツやカバーが置いてあり、お布団をお客様に敷いて頂く旅館を見受けます。確かにお客様のお部屋にあがること、あがられることに抵抗を感じる方はいらっしゃいます。ですが、
布団敷きはサービスの一環ですのでお客様側に選択の権利があるはずです。「こちらでやるからいい」「部屋に入らないでほしい」と言われれば、お客様にお願いできますがそうでなければ、旅館側が敷くのが当たり前なのです。柔軟であることは必要ですが、プライバシーへの過度の重視は本末転倒であり本来の和風旅館のすがたではない気がします。散策に疲れて休みたい時に、旦那様のお布団まで敷かなければならない奥様を想像して、大変申し訳ない気持ちになります。
何事もおっしゃっていただければ、小さな旅館のことですから快く対応されると思います。

尚、洋室やベッドというおことわりがない場合、和風旅館はほとんどが畳のお部屋にお布団を敷く形式になっています。マットのありなしは客室係に一言添えていただければ対応できると思います。

お布団・寝具


















 事前に決めておいた朝食のお時間になりましたら、係がお部屋を軽くノックいたします。まだお休みになっているご様子でしたらお客様を無理に起こすことはありません。その場で30分遅らせてほしいと言われるお客様も少なくありません。早く出なければならない、公共交通機関のお時間があるなどは前日にお知らせいただければ繰り合わせます。あまり早いと朝食をご用意できかねることもあります。ご了承下さい。
 お支度のためにお布団をあげさせていただくことになりますが、チェックアウトのお時間まではお客様のご自由ですのでお布団をそのままにしてほしいとおっしゃられればそのようにもいたします。
 朝食の場所を1箇所に集中しておられる旅館さんでは、別室、ラウンジ形式などに移動してのお食事になります。
 この場合は1時間〜2時間程度の時間内に指定の場所に移動して、他のお客様と同じ場所で召し上がっていただきます。ホテルのように宿泊客以外のお客様の出入りはありませんから、浴衣、スリッパ履きで向かわれてもかまいません。
 お出かけ中に布団をあげさせていただきますので、起き抜けのままでけっこうです。

朝食












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