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旅先で地元の人と自然に会話を交わすことって、あるようでなかったり。私ならお寿司屋さんをおすすめします。向かい合わせのカウンターで“時価”なんて書かれているとビクッとしてしまいますが、とても良心的なので心配はありません。夜半にフラッと立ち寄って、地酒と北陸産の肴で一杯、粋に召し上がれば、大将や地元のお客さんとも仲良くなって「また来るよ」なんて言ってしまいます。
そんなサザエさんの世界のような経験も旅先ならでは。
初めての方を連れて、カウンター越しの“大人の会話”をみせつけましょう。                  
      粋を楽しむ
        
勝味寿司
聞いたことあるけど見たことない。天然記念物に指定されているような動物の世界は神秘に満ちています。郡上ではポピュラーなオオサンショウウオは地元の言葉で“はざこ”といい、子供の頃に川で遊んでいると足元をすりぬけたという話はよくききます。私は実際に大きな大きな野生の姿を川端で見たこともありますよ。愛宕公園の将軍池周辺一帯はモリアオガエルの群生地。池の上の木の枝に粘液で泡の塊を作ってそこに卵を産みつけるという珍しい習性で、卵がかえると下の池にポチョンと落ちるしくみ.よくできている話しですね。
    天然記念物に出会う
     吉田川支流 愛宕公園
釣りは男のたしなみ。まさかと思われるかもしれませんが、原始,狩猟は生活の基本。たとえば世の中がひっくりかえって貨幣価値がなくなった時、釣りができるかできないかが生死を分けるといっても過言ではありません(なんてね)。郡上は知る人ぞ知る釣りのメッカ。竿や魚籠の名品を産したのもこの郡上。川に魅せられた釣り人がうっかり移り住んでしまうというのもうなづけます。 素人でもお店にある川釣りの道具に目がいってしまうのですが、小手先のデザインではなく洗練された機能美があるからなのでしょうね。
  釣りをたしなむ
   無数にある各釣具店
郡上に来てナイフとフォークですか」でも二度目の郡上ならちょっと変わったお食事もしてみたい。デート旅行でちょっとおめかしをした女性を喜ばせたいなら雰囲気のある場所もいいのでは?地元の食材を工夫してイタリア料理に仕立てているレストラン雀の庵は、古い木造日本家屋のお屋敷をモダンに改装していらっしゃいます。ちょっと離れた大和町にあるフランス料理店も景色が素敵でおすすめです。それぞれ各種パーティーや結婚披露宴も受け付けているそう。家族で個室を借り切るという手もありです。(写真は大和町のももちどり)
 目先を変えてみる
   ももちどり 雀の庵        
昔からの洋菓子屋さんって、もともとは和菓子屋さんだったり、餅屋さんだったところが“カステラ”を作るようになり、今のようにショーケースにショートケーキなどを並べる形になったわけですが、そういった名残がなんとなく感じられる懐かしいお店が結構残っています。“きねや”のシュークリームはもはやきねやの代名詞的な存在。おそらく郡上八幡人で知らない人はいません。“ことぶき”では個包装のレモンケーキがちょっとしたおみやげやお印におすすめ。大人から子供まで愛される素朴な地元の甘味です。
    洋菓子の歴史を感じる
        きねや・ことぶき

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